大陸までゴー!
この路線、計画だと戦後しばらくしての完成と、超遠大なロマン。
発売からだいぶ経ってしまいましたが、
歴史街道11月号に弾丸列車(幻のプレ新幹線)の想像図を描きました。
島安次郎氏と秀雄氏の新幹線への道。
子供の頃から、新幹線は、何となくあって当たり前。技術が進歩すれば誕生して当たり前のように思ってましたが、
島親子のように、情熱を注いだ個人がいないと、世の中の物事は生まれないのだなぁと、しみじみ感じました。
他の読み物も面白いです。
黒田官兵衛と関ヶ原の特集。
多くの写真や図解、年表などで、知らなかった事を解り易く学んでいける構成です。
「世界に感謝された」タイ王国。
ほぼオリジナルの日本製駆逐艦「メクロン号」。みごとに保存されているのですね。
この艦を観るためだけでもタイに行ってみたくなりました。
次回、歴史街道12月号には、旧日本海陸軍の戦闘機や爆撃機のリアル側面図が多数掲載されます。
今回は、平面図(上から観た図)も作画しました。
11月6日くらいに発売になると思います。
本屋さんで見かけましたら、どうぞ手に取って観てください(^o^)/
ここ数ヶ月は、教科書改定に準拠した小中の学校で使う学習教材などの制作が、たけなわです。
日々、四分五裂と言った制作状況です。
でも、絵仕事がこんなに多いのは幸せなことだなぁと、焦らずに一筆一筆丁寧に描いています。
長年やっていて気付いた事なのですが、雑に飛ばして描くと、一時はペースが上がるけれど、長丁場になると、荒れた仕事は荒れた心を生み、描く意欲や集中力が失われ、結果的に生産性が落ちてしまいます。
興味を見出しつつ、丁寧に描いていく方が仕事は速くなり、絵の技量も向上していきます。
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イラスト館たま、・・・
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PHP歴史街道10月号にイラストを描きました。
もう次号が出ようという時期に、遅ればせながら10月号の話。
徹夜の連続、仕事が重なり重なり、飽和状態の数ヶ月で、ブログの更新も滞ってしまいました。
歴史街道10月号のテーマは、日露開戦と国家を生き残らせる為に尽力した人々の英知と胆力、努力について。
担当したページは、P.20〜21の戦艦三笠、西郷従道内務大臣、山本権兵衛海軍大臣の見開き。
P.60〜61の北清事変(清の義和団争乱)における、柴五郎中佐麾下の日本人守備隊北京籠城戦の図とイギリス外相ランスダウンと 林董(はやし ただす)駐英公使。
北清事変の日本人籠城戦の活躍が、「日本人となら同盟を結ぶに値する」と、アジアの振興国日本の能力を一等国イギリスに印象づけ、日英同盟へと導き、日露戦争勝利の礎となったそうです。
この時期に指導的に活躍していた日本人は、江戸後期から明治初期に生まれ育った人達です。
鎖国をして、世界とは隔たりのあった江戸時代の人材育成のシステムが、西洋文明の圧倒的優勢の時代にあっても、有効に通用していたのだなぁと感心いたしました。
P.21のスピンオフ的な感じで、P.31に三笠の単品。これは、海面や空などを加筆して整えました。
今回の三笠の絵は、編集長にも好評を頂き「素晴らしい出来で、もったいなかった。すいません。見開きで出したかった」と言って頂きました。
まだ、本屋さんには並んでいました。
どうぞ手に取って見て下さい。
次の11月号は、今月6日頃の発売。
11月号には、幻の超特急「弾丸列車」の想像図を描きました。
壮大な計画に基づいた、蒸気だけれど後の新幹線の原型のような列車です。
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最近描いた絵などを中心に、仕事のイラストのサンプルページをたくさんアップしました。
仕事のイラスト案内板の赤字の★NEW★のページです。
学参あっさり系
平安絵巻/キャラクター
学習漫画(劇画)「ツタンカーメン王墓発見物語」
飛行機や戦車のカラー側面図
人体のイラスト
UMA(未確認生物)または絶滅古代獣など
東京駅の復原完成予想図
京都三条池田屋の復元図(新選組/池田屋事件)
信長軍10万を迎え撃つ雑賀鉄砲衆の図
ずいぶん、色々な絵を描いてきました。
それぞれ違うジャンルの絵の難しい課題が、相互に影響し合って、長い年月をかけて腕が上がってきたような気がします。
日々、脳内トライアスロンです
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今月号の特集は、零戦エース、西澤廣義。
P.64〜67の「Visual」5と6でカラー側面図を描きました。
その戦域に配属されていたのが確実な日米両機で、型やマーキングが明瞭に掴める特定の機体の資料を抽出するのは、
幸いにして自分の資料本やインターネットなどに資料が豊富で、容易な場合もありますが、
良い資料が乏しくて、僅かばかりの資料図の質が悪いものや、資料同士に差異があったり、その機体の型の資料が見当たらない場合や、サブタイプが多くて特定に苦労する場合もあります。
零戦三二型、月光、B−25、B−26は、信頼出来る指料が乏しくて、大変でしたが、
今まで余り描かれなかった特定の機体を明瞭な図に起こすのは、何ともやり甲斐のある作業です。
西沢氏のポートレートは、初めて見るものも多く、とても興味深いです。
「一機でも特攻機が必要だ。搭乗機(零戦)を置いて、輸送機に乗って行ってくれ」セブ基地における西沢氏と中島飛行長のくだりは残念でなりません。
P.35のラバウル主要部隊の変遷表は、とても解り易く、今まで曖昧に把握していたものが明確になりました。
「零戦は決して負けていない…記録が証明するエースの凄み」!!(コピー、しびれます♩)
昭和18年後半になって負け戦の流れとなり、米の新鋭機の登場にも、零戦は意外にも善戦していたことを、読み物や資料を見て、あらためて認識いたしました。
P.22の零戦の解剖図と実物大機銃弾の図はワクワクいたします。子供の頃に図解本を愛読した時の喜びが蘇ってきました♪
「江戸の絵師が描いた妖怪たち」も、私には趣味ど真ん中なので、綺麗な印刷の画図を、顔をほころばせつつ眺めております♪
歴史街道 8月号は、今月5日から発売されています。
PHP歴史街道 8月号のお知らせページ
http://shuchi.php.co.jp/sp/rekishikaido/
歴史街道 8月号が刷り上がったような♩ 6日発売。
今回の特集は西澤廣義さん。
子供の頃に写真を見て、良い顔だなぁ。こんな顔に生まれたかった…と思いました。
ニ○四空や西澤さんの事をもっと知りたかったので、読むのが楽しみです。
PHP歴史街道 8月号のお知らせページ
http://shuchi.php.co.jp/sp/rekishikaido/私は、P.64〜67のヴィジュアル2見開き4頁を担当しました。
F4F、F6F、P-38、B-24、B-25、B-26、零戦各型、月光、一式陸攻など、日米航空機のカラー側面図です。
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