カミさん(寝起きで、髪が壮絶に爆発、鳥の巣)
「今日は何の日かわかってるよね!」
俺「え!?・・・あーうー・・・」
結婚記念日は年の後半だし、初めて遭遇した日は確か夏の終わり頃。う~~~んむ。
そうだ!
「ココたんの誕生日!」
カミさん「かわいいココたんの誕生日を忘れていたようだけど、思い出したな。まぁ、よろしい」
ココたんとペットショップで初めて会った時、ちょっと離れた距離からジッと目が合って、ココたんはしばし「ムムム・・・」と見つめ、
そして、小さくて真っ赤な口を逆三角形に開き、「ビャァァァァ~!!!」と、体中の力を振り絞るようにして叫んだ。
こういうのは、けっこう珍しい。
ペットショップのケージの中にいる子達は、大抵は人の顔や存在には反応しない。
そばで動かす手に反応する程度。
これは、運命の出会いかもしんない。そうでなくても、この子は赤ん坊なのに魂が入ってるゾ♩
翌日、2011年4月11日、引きとることになった。
最大の余震が起きた。
お店の物がガラガラ崩れ落ちてくる中、ココたんは私の腕の中で腹を出して「ブゴブゴ♩」言いながら爆睡していた。
お店の店長が「なんだこりゃぁ♩」初めての人に抱かれて、こんな爆睡は珍しいらしい。
最初、「かっわいい子がいるよ~~~♩」とカミさんを連れて来て見せたら、
「なにこれ?不細工…」みたいに、憮然としていたけれど、
今ではカミさんは、ココたんにベロベロデレデレだ♩
・・・・・・・
イラスト館たま、・・・
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