昨日、本屋さんに行ったら、『陰陽師』文庫版の新刊が出ていました。
『陰陽師 天鼓ノ巻』
嬉しい♪
買い買い♪
読む読む♪
相変わらず、晴明と博雅の間に流れる柔らかい空気が心地良いです。
ずっと以前に登場した『虫愛ずる姫』の露子姫は、とても素敵なキャラなので、
一話限りではもったいない。また現れて、晴明達とからんでくれないものかなぁと、
無理っぽい願望を抱きつつ、ページを読み進める…
『虫愛ずる姫』は、『堤中納言物語』の中の一話で、平安の世では奇異な女性、
でも、今の目で見ると、清新な感性の非常に愛らしい人物です。
夢枕獏さんの『虫愛ずる姫』は、ネタ本となった『堤中納言物語』の『虫愛ずる姫』を大きく変えることもなく、
(というか、読んでいて「そのまんまじゃん♪」と錯覚するくらい)自然に汲み上げ肉付けを加え、現代人の楽しめる物語として再生されています。
・・・・・・・
イラスト館たま、・・・
http://tamah.web.fc2.com/il.htmlPR