小名木川の両岸の遊歩道が完成。
ずいぶん長い間工事していたなぁ。
小名木川は、行徳の浜でとれた塩を江戸に運ぶために開削された運河だとか。
江戸の古地図を見ても、東西に真っ直ぐのびています 。
画像の辺りには、名所として知られていた五本松の旗本屋敷があったそうです。
今は、四つ目通りの歩道の端に、大して年代物でもない松が数本植えてあって、
何とか、名所五本松の面目を繕っています。
深川の外れですが、江戸物の小説の舞台としてしばしば登場する界隈です 。
江戸時代には、小名木川に沿って両岸に道がありましたが、現在はありません。
今回完成した遊歩道は、実用的な道というわけではないし、
限られた区間だけなので、趣はちょっと違うかな。
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レンタルサーバが消滅して、無くなってしまった雑記録の1ページを再構築しました。
http://tamah.web.fc2.com/zak/tex/021.htmlコタキナバルを旅した時に、現地のとても勉強熱心な青年から教えてもらった、彼の地の伝説です。
良い話し相手を得て、コタキナバルの旅はとても素敵な日々になりました。
「イラスト館たま、」のサイト内では、まだまだ復活していないページが多いです。
復活のためには、旧ページに使っていた画像を見つけ出してアップし直し、
ページのhtmlソースの不適合な箇所を正し、
リンクページのURLも互いに書き直さなければなりません。
人力作成では、ほんの数ページの復活でも、なかなか気の遠くなる作業です。
レンタルサービスを突如切り捨てたインフォシークが憎たらしいでーす。。
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"Плач Ярославны"
久々に『ロシア中世物語集』を読み返してみました。
『バツのリャザン襲撃の物語』には、変わらず苦い笑いを浮かべてしまいます。
誇り高きルーシ(後の"ロシア"の原型になる民族文化圏)の諸公を完膚なきまでに叩き、その地を略奪した憎きモンゴルの部隊長バトゥ汗(アセではありません「汗=ハーン(王)」です)に対する憎悪が半端ではありません。
「神を知らぬバツ」「奸佞不徳なるバツ」「二枚舌で残忍なバツ」「呪われたバツ」「邪悪なるバツ」・・・バトゥ汗の名を記す度に、著者が憎悪を込めて、思いつく限りの呪わしい枕詞を冠しています。
本当に口惜しかったのでしょう。
この伝記を書いたのはロシア正教のお坊様なのです。
これほどドロドロドロドロの憎悪を抱いていては、聖職者であっても、彼は浮かばれなかった(宗教が違うので憚りありですが、成仏出来なかった)のではないかと危惧いたしております。
『ロシア中世物語集』の白眉は『イーゴリ軍記』の中の『ヤロスラーヴナの嘆き』の項であります。
中学生の頃、岩波文庫の『イーゴリ遠征物語』で読んで、魂をつかみ取られてしまいました。
瞬時に「プリミティブな物語の中にあって、これこそは奇跡的な白眉・・・」と心が叫びました。
今もってしても・・・
"Плач Ярославны"
「ヤロスラーヴナの嘆き」
"Ах! Плачу я, горько плачу я,
слёзы лью
да к милому на море шлю,
рано по утрам.
Я кукушкой перелётной
полечу к реке Дунаю,
окуну в реку Каялу
мой рукав бобровый.
Я омою князю раны,
на его кровавом теле."
ドナウの岸べに漂い来るのは、あのヤロスラーヴナの声なのである。
「ああ!私は、私は慟哭する、涙する。
朝早く、私は、水辺に我が愛を送る。
私はカッコウ鳥となって、ドナウ河を飛んで行こう。
カヤーラの流れに海狸の袖を浸そう。
そして、愛しきイーゴリ公の血まみれのお体の傷口を、
その袖で、おぬぐいいたします。」
(私の意訳です。もっと良い訳は世に多くあります。そして続く数節も☆)
そして、お国は変わりますが、『四面楚歌』における、項羽の辞世の詩と愛妾虞美人の掛け合い。
「力拔山兮 氣蓋世
時不利兮 騅不逝
騅不逝兮 可奈何
虞兮虞兮 奈若何」
これに和して、虞美人
「漢兵己略地 四方楚歌声
大王意気尽 賤妾何聊生 」
これらを想うと自動的に落涙いたします。
「BWV147」や「Danny Boy」を聴いても。
まあ、単純頭なのでしょう。
でも感涙のツボがあって幸せです。
単純であっても、涙すると、不思議に救われる時もあります。
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ねこむ
秋の花粉症で、鼻炎と呼吸困難と発熱。
のどが弱くて、炎症をおこすと直ぐに熱が出る。
秋の花粉症は、ブタクサというひどく格好の悪い名前の植物が祟っているせいとされているが、
それはイヤだ。つらい上に格好が悪くては、救いようが無い。
セイタカアワダチソウもアレルゲンのひとつらしい。
というか、年々、セイタカアワダチソウの勢力は卓越してきているので、
それによる被害の可能性が高いのではないかと思う。
秋のアレルゲンはキク科の植物が多いらしい。
セイタカアワダチソウもブタクサもキク科。
そして、庭にも灌木のように大きく育ったキクがある。
(°∀°)
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DDG173「こんごう」
大きい絵のページ
↓
http://tamah.web.fc2.com/il/fuukei/text/osanbashi-kongo.htmlフネは絵に映えます。どんなフネでも。
古びた漁船などは素晴らしい。
でも、絵に一番映えそうなのは、ヴァイキングのラングスキップかな♪
そこらの浜辺に、朽ち果てそうなラングスキップが乗り上げていたら良いなぁ。無理だけど。
久々にアナログ水彩を習ってみようかという気が起こってきたので。
アナログ水彩を想定した絵のつかみ方などを考えつつ描いてみました。
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