近隣7〜8カ所のスーパーは、閉まっている店や、開いていても入場制限の上に品薄な状態。
○近所のとあるスーパーの様子...
カップ麺、袋麺、トイレットペーパー、電池、ロウソクなどが完売。
乾麺や小麦粉もほぼ完売(高級品のみ少数が売れ残り)。
生野菜と鮮魚は潤沢。というか閉店時間を思えば売れ残りが多く出そう。
興味深いことに、横着主婦御用達の冷凍食品も大量に売り場にあり。
今回の買い占め現象は「停電が」キーワードになったような...
冷蔵庫が不安で、生野菜や鮮魚、冷凍食品が敬遠されたのかな。
しかし、復旧のメドが立たない完全な停電ではなく、計画停電なのだから、うまく工面すれば、冷蔵庫は十分に機能するはずです。
停電の最低1時間前からは、冷蔵庫を開けて冷気を逃がすのは避けたいので、
おかずやご飯を停電の数時間前には取り出して、それと薬味等も刻み、保冷剤と一緒に発泡スチロールの箱に入れておくことにしました。
とにかく、停電中は絶対に冷蔵庫を開けない!
主食は、普段から米や小麦粉、乾麺を備蓄する心がけがあれば、緊急時に買い漁らなくて良かったのでは...
ウチは、2ヶ月は籠城出来るくらいの米、小麦粉、乾麺を常備しています。
米は、精米されたものは長持ちしませんので、買いだめはどうかな?と思います。
玄米を大きなペットボトルにギチギチに詰めてフタを閉じておけば長く保ちます。
玄米は栄養があって良いし、香ばしくて私は好きなのですが、白米じゃないとイヤ!と言う人も多いですね。
我が家では、1週間分くらいをその都度、精米機にかけていますが、精米機が無くても、一升瓶に玄米を入れて棒でひたすら突けば精米出来ます。子供の頃よくやらされました。停電の時の暇つぶしにはもってこいの作業でしょう。
カップ麺や乾麺が食べられる状況となると、熱湯を作る水と火、あるいは電気があるわけだから、それなら、米も炊けるし、生野菜や鮮魚も調理出来るはず。
物事の道理を考えたら、買いだめすべきかどうかは判ると思うのですが...
カップ麺、乾麺、小麦粉などは、被災地にこそ必要なのではないでしょうか。
そういう物を急に買い占めると、物流や生産の大きな負担になって、被災地に届きにくくなるのではないかと思います。
私たちのような計画停電程度の状況なら、普段通りに生野菜や鮮魚を買って、ひと手間かけた料理をして、
緊急の食料になりそうな物は、被災地に回るように手控えた方が良いのでは。
売れ残りそうな生ものがあれば、そっちを買って買い支え...
そして、ただでさえ安物買いでデフレ化してしまった日本で疲弊していた生産者や会社が、今回の震災のダメージで倒れていくかもしれません。
普通に料理が出来る環境にいるうちは、ひと手間かかる食材、少し高くても国産のものを、微力であっても買い支えていきたいと思っています。
空芯菜のスプラウトが売っていたので、半分ほどを、根が傷まないように慎重に引き抜いて、水に浸けて養生させてみることにしました。
数日したら庭やプランターに植えてみようと思っています。
3週間もすれば戦力になるでしょう。去年は、半年くらいに渡って、自分ちでは使い切れないくらい収穫しました。
しばらく前に植えた小松菜の根っこ達は立派に再生し、葉を茂らせています。ぼちぼち収穫出来そうです。
今回の震災の影響で、物流が更に悪化しても、青野菜は食べられるようにしていきたいと願っています。
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