朝晩、カミさんの送り迎えの時に車内でCDを聴くが、毎日のことなので直ぐに飽きが来る。
私の好きな陰陽座やインドネシアポップス、ガムラン・ドゥグン、中央アジアの民族音楽、中世ヨーロッパの音楽などが不許可なのがつらい。
飽きが来なくて、聴き易く、元気も出るようなCDはと…
ロジェ・ワーグナー合唱団のCDを引っ張りだしてみた。これはCDを初めて買った頃の古いアルバムだ。
フォスターなどのアイリッシュな曲がほとんど。西部開拓時代、ちょうどカウボーイやガンマンが活躍した頃のアメリカ人達はよく耳にしたのかなぁ。
日本では、幕末から明治維新の頃だな…
それが日本では唱歌のスタンダード。その時代に生まれた日本の唄は、どれほどが伝わっているのだろうか。
「ビューティフル・ドリーマー」「ダニー・ボーイ」「庭の千草」「アニーローリー」…いいなぁ、綺麗だ♪ 声楽、良い♪人の声はやっぱり良い。
「ジェリコの戦い」などは、宗教曲なんだろうけど、聴いていると、なんだか勇ましい。まるで軍歌。旧約聖書の物語の時代、ユダヤ人達は、外敵に怯え、民族の存亡を賭けて日々を送っていたのだろうから、しょうがない。
戦後の平和な日本に生きる人間とは環境も感覚も全く違うのだろう。
ラ・マルセイエーズもものすごいなぁ。歌詞を知ると鼻血が吹き出しそうだ。低血圧に悩む人には良い。
聴いて心が静まる君が代とは対照的。どっちが良いとか悪いとかじゃなくて。
「アヴィニョンの橋の上で」を聴いていたら…
私「ねぇ…『ゴミ出せ、ゴミ出せ、ゴミ出せ、草を』って言ってないかい?」
カミさん「うわぁ!もうそうにしか聞こえない♪ これホントは何て言ってんの?」
私「なんだろう。英語じゃないよね。ドイツ語でもないし…」
どうやらフランス語らしい。アヴィニョンだしね。合唱団は大変だなぁ。色々な言語で唄わなくちゃいけないようだ(^^)
♪それポイ!ダミよ! ゴミ出せ、ゴミ出す。それポイ!ダミよ! ゴミ出す、草を~、草を~♪
Sur le pont d’Avignon(スュレ ポン ダヴィニョン)
L'on y passe, L'on y danse(ロンニ パセ ロンニ ドンス)
L'on y danse tous en rond(ロンニ ドンス トゥーサン ロン)
これが「それポイ!ダミよ! ゴミ出せ、ゴミ出す。ゴミ出す、草を」に聞こえる。
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イラスト館たま、・・・
http://tamah.web.fc2.com/il.html///////////////
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