忍者ブログ

[PR]:通風口

無題:通風口



[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

無題

九試単戦(九試単座戦闘機)は、映画『風立ちぬ』で、主人公堀越二郎が「夢の飛行機」から作り上げた試作機です。

この機体は、海軍が要求した数値を20ノット(約37km/h)上回る243ノット(約450km/h)を出しました。
戦中に開発された機体は、概ね要求値や計算値を大幅に割り込んでいます。
九試単戦の初飛行した1935年の前年に飛んだ正式単座戦闘機の九五式艦上戦闘機は、古臭い複葉で、最高速度は352km/h。
たった1年後の機体が100km/hも速くなるとは、驚くべき躍進です。
近代的な九試単戦のフォルムとその高性能を目の当たりにした海軍の関係者は、
「まるで外国にいるようだ」と感想を述べたそうです。

九試単戦一号機(カ-14)は、シンプルで美しいフォルムですが、バルーニング(着陸時に浮いてなかなか着地しない現象)や大迎角時のピッチング(機首が上げ下げする現象。失速にもつながる)などの悪いクセがあり、改修されて姿が変貌しました。
特徴的な逆ガル翼は一号機限りで、2号機からは逆ガルではない主翼に変更され、胴体も太くなりました。

九試単戦を元に改修され正式採用された九六式艦上戦闘機になっても、度重なる改修やエンジンの変更を繰り返します。
それでも九試単戦一号機のたたき出した450km/hという高速を再現することは出来ませんでした。
優美だけれど危うい雰囲気の漂う九試単戦一号機は、現実を加味する前の理想の翼だったのでしょうか。

/////////////



描き始めたと思ったら仕事が重なり、このままでは、描きかけのままお蔵入り。
でも、これは描きたいなぁ。

世の中やネットを見ていても、しっかり描き込んだ九試単戦の絵や超精密な模型の画像などは皆無に近い。これはちょっと寂しい。
(模型や3DCGなどの良作はありますが、もうちょっと細密に突っ込んで描写したのが見たい)
せめて、自分なりに頑張って描いた九試単戦の絵を世の中に送り出したいなぁ…

毎日、始業前の20分ほどを使って、チマチマと描き進めていこうと思います。

資料はだいぶ集めましたが、不明な点がまだまだ多いです。
胴体側面の前の方の波打っているパネルラインやその周辺とか、照準機の取付架、機銃周りの膨らみ...世に出回っている図面ごとに異なります。
それから後部胴体の縦通材の構成は? これまた世に出回っている図面ごとに縦通材のラインが異なります。
正しい骨組みの図面があればなぁ。。

・・・・・・・

イラスト館たま、・・・http://tamah.web.fc2.com/il.html





///////////////
PR

Comment

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード

プラグイン

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

[05/11 たま、]
[05/04 えるも]
[02/26 たま、]
[02/23 liondoor912]
[06/17 たま、]

最新記事

最新TB

プロフィール

HN:
たま、
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/12)

P R

アクセス解析

カウンター

アクセス解析