仕事で、阿弖流為(すげ!一発変換だ♪「アテルイ」と読みます)の剣のリアル想像図を描きました。
阿弖流為の剣を描けるとは、なんとも嬉しい仕事です。
PHP研究所の書籍の中に収められて、そのうちに刊行されると思います。
その剣は、日本刀よりプリミティブな「蕨手刀(わらびてとう/わらびてかたな)」という種類の剣です。
柄(つか)の先が、蕨の新芽のように渦を巻く形状が特徴です。
阿弖流為は、1200年ほど前に、東北の蝦夷の人達を率いて、平安時代初期の朝廷勢力に抵抗した人物です。
「アテルイ」という、日本語とは異なる響きが好きです。
日本は、政治的にも文化的にも、中央の勢力によって塗り潰されてしまいましたが、
今の主流とは異なる文化が、日本各地に営まれていたのでしょう。
人々の名前は、どんなだったんだろう・・・
私が阿弖流為の存在を知ったのは中学の頃で、資料は乏しかったです。
少ない情報を元に、いろいろと夢想しました。
来年、ドラマが放映されるそうです♪
関係ありませんが、小比類巻かほるさんの名を知った時、この人の出身は青森辺りだろうと直感しました。
「アテルイ」と似た音の響きから、「コヒルイ」はアイヌ語か蝦夷語の人名か地名が由来ではないか。
そういう言葉が多く残る地域と言えば、東北、おそらく青森だろう・・・って。
確かにそういう説もあるようですが、確かな語源は定まっていないようです。
・・・・・・・
イラスト館たま、・・・
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