そうそう、アップするのを忘れてた。『歴史街道・2月号』用に図を描いたのでありました。
もう、書店では次の号に入れ替わっていることでしょう…
ユダヤ人を助け、キスカの奇跡をなした樋口季一郎司令と、
占守島(しゅむしゅとう)の池田末男戦車連隊長の話に図面2図だけですが、描き起こしました。
九五式軽戦車と九七式中戦車の側面図です。
「士」マークを付ければOKということだったのですが、少ない資料を照らし合わせて、迷彩などもなるべく現存した物に近づけるようにしました。不明なところもあり正確ではありませんが…
当時日本領だった千島列島占守島の戦いは、一応終戦となった8月15日が過ぎた8月18日に、日ソ中立条約を破ったソ連軍が上陸して始まりました。
日本の守備隊は良く戦い、攻め入るソ連軍を抑えましたが、停戦となり、23日に日本軍は武装解除となってしまいました。
そして兵達の多くはシベリアに抑留され…
国の戦いが終わってから、自分達だけが戦うなんて、現代人の私にはゾッとします。
もう平和な時代が来るというのに、理不尽な戦いのために命を落としたくはありません。
それでも、当時の現地の指揮官や兵隊さん達は、持ち場を守って立派に戦ったんですねぇ。。
なんとも頭が下がり、そして悲しくなります。
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