PHP研究所の『歴史街道7月号』に、満州国の「五族協和」をイメージした絵を描きました。
http://www.php.co.jp/magazine/rekishikaido/http://www.amazon.co.jp/歴史街道-2012年-07月号-雑誌/dp/B0083UWZ3E見開き2ページ分の大きな絵です。
部分(↓この絵はクリックで大きな画像が出ます)
全体(↓こちらは、小さな画像だけです)
清朝の滅亡後に興った中華民国の中で、不安定だった東北部と蒙古部に、清朝の元になった民族の女真族を利用して、日本のテコ入れで作られたのが、満州国という国家なのですが、
「五族協和」は、その満州国に暮らす、日本人、満州人、漢人、蒙古人、朝鮮人、そしてロシア人などが、共に仲良く栄えていこうというスローガンです。
しかし、満州国は砂上の楼閣...日本にとっては、なんとも痛々しい歴史のようです。
今回の号の読み物を読み、当時や今の外交や為政者の舵取りに歯痒さを感じました。
私のような素人考えでは、いっそ、明治の開国から一貫して、大陸にも半島にも手を出さず、荒れるに任せて放っておいて、日本は、身の丈に合った堅実な小国家を保つようにしていれば良かったのに、などと考えてしまいます。
しかし、素人考えなどとは違い、時代の趨勢の中で、一般人よりは厳しく切磋琢磨した国のリーダー達が選んだ事なのでしょうから、なるようにしかならないのかなとも思いました。
もし、本屋さんに今回の号がありましたら、イラストがP.22〜23に載っていますので、ご笑覧下さい。
・・・・・・・
イラスト館たま、・・・
http://tamah.web.fc2.com/il.html///////////////
PR