木製ドアはメンテナンスが面倒。
プロに見積もりを頼むと、このテのドアは、塗り直しだけなのに、10万はかかると言う。
取り外し、工場に持って行く。古いニスをヤスリがけして除去、木の表面を磨き直してから、ニスで数度塗る作業。
前に2度ほど自分でやったが、ここ数年は雑務が億劫になって、放ったらかしてしまった。
基本的に、こういう木製ドアは水性ニスでやるらしいが、水性ニスは雨に弱く、
数年でパリパリになって剥がれだしてしまう。
カミさんが「劣化したドアは駄目だ。ドアを換えよう」と言い出して久しい。
今時のドアは丈が高く、我が家のドアのサイズにするには、特注にしなければならない。
そして、木製のドアは少なくなって、高価になってきたようだ。
安っぽくてもメンテが楽な金属ドアで良いじゃんという話にもなってきた。
ん〜、でも現状の木製ドアももったいないよなぁ…
ペンキは駄目だ。劣化した木の表情を消すことは出来るが、まったりとして安っぽい。木の味わいが無くなる。
捨てるくらいならと、油性ニスで塗ることにした。
これでカミさんが気に入らないなら、金属ドアだな。
タワシで徹底的にこすって、古いニスを削り落とす。
紙ヤスリをかける。さらにきめの細かい紙ヤスリで磨く。ボロ布でさらに磨く。
水をかけて、表面の粉を洗い落す。乾拭きしてからドアが完全に乾くのを待ちつつ、周囲を守るために、新聞紙とマスキングテープでマスキングする。
薄塗りで何度も全体を塗っていく。塗りの厚みムラが出来ないように。
出来上がって…まぁ、それなり。
ニスの透明度が高くて、風雨で劣化してくすんだ木の色ムラなどは残ってしまった。
でも、油性なので今までよりは雨には強いだろう。
仕事で散々色塗りをしてきたので、仕事以外で色塗りをするのは、非常に辛い。トラウマのようなものだ。
資料用の小さな模型の色塗りすらしたくない。
カミさんが見て喜んでいた。「これなら良い良い♪木のムラも風合いという感じで良いじゃん。そのうち、また塗って♪」
あうあうあう('A`)
とりあえず、ドアが廃棄処分にならなくて良かった。
・・・・・・・
イラスト館たま、・・・
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