土曜日は、横浜のお船の博物館巡りオフでした。
日本郵船博物館と氷川丸。
日本郵船博物館には、幕末から現代までの様々なタイプの商船の精密模型や内部構造の模型が展示してあり、とても興味深かったです。
氷川丸の内部に入るのは何年ぶりだろう。
味わいのある内装。船のエンジンは巨大ですね。
氷川丸は、昭和の初め頃から日本とアメリカを結ぶ客船に。
戦争中は病院船として南洋と内地を繋ぎ、三度機雷に触雷しても沈まなかったという軍艦並みに堅牢な船のようです。
終戦後は、復員船として活躍。
戦後5年にして国際航路の客船に復帰したそうです。
今は静かに港に繋がれていますが、大活躍の船だったのですね。
艦橋で、次々訪れるお客に氷川丸の事を解説するご婦人がいらっしゃいました。
ああいう解説係の人がいると良いですね。展示物に命が吹き込まれる感じがします。
「戦争中、三度のミサイル攻撃にも耐えて沈まなかった」と誇らし気に語っていらっしゃったのはご愛嬌(^.^)
20年ほど前、山下公園のベンチで、氷川丸をスケッチする老人がいらっしゃって、船の構造の描写が鋭いのに興味を感じ、話しかけてみたら、
そのご老人は、昔、氷川丸に乗って太平洋を行き来していたそうです。
ご老人「ええ、あれに乗っていたんですよ...エンジンの方でね...」
私「缶室ですか?」
ご老人「そうです!缶室ですよ」
私「暑かったのではありませんか?」
ご老人(突如、口から火を吐くような激しさで)「暑かったですよ!」顔も、にわかに真っ赤になりました。
それから、ご老人は「プッ」と吹き出して「うふふ」と嬉しそうに笑いました。
オフのメンバーは博識な人ばかりで、面白い知識をいっぱい聞かせてもらえました。
博物館や資料館の後は、中華街の料理屋で、色々な料理をつまみビールを飲みつつ、艦船談議。
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イラスト館たま、・・・
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